具体的な仕事内容と注意点

介護職の仕事内容は、主に要介護者の身の回りの介助を行います。
具体的には、食事、排泄、入浴介助などが挙げられます。

まず食事介助では、様々な準備が必要です。
介護を行う上で、食事をする場所と寝る場所を分ける寝食分離が原則となります。
食事と寝る場所を同じにしてしまうと風景の変化に乏しく、衛生面でも良くありません。
移動ができずベッドの上で食事をしなければならない場合は、ランチマットを使用したり、窓を開けてこまめに換気するなどの工夫が大切です。
食事の前には、手洗い、うがい、歯磨きを必ず行います。
また、義歯を着用しているか確認もしなければなりません。
さらに、姿勢を正すことも重要です。
食の好みや食べやすい物は個人によって異なるため、その人に合わせたメニューを考えることも大切な役割です。

排泄介助では、要介護者の身体面だけではなく、心理面の配慮が必要になります。
一般的に排泄は個室で行うものであり、行為や排泄物を他人に見られることはありません。
しかし自力での排泄が困難になった時、排泄介助を受けるたびに羞恥心や抵抗感が生まれてしまうのです。
必要以上の露出を控えたり、排泄時の音や臭いへの配慮など、プライバシーを守りましょう。

入浴介助では、入浴前の体調確認や洗い残しがないかしっかり確認しなければなりません。
また、浴室の床は滑りやすくなっているため、転倒にも気を付けましょう。
もしも入浴できない場合は、清拭や部分浴を行って清潔を保ちます。
どの介助も要介護者の生活には欠かせません。要介護者がより良い生活を送るためにも、しっかりと寄り添って介助することが大切です。